おばあちゃんの食器棚 / 文・稲垣早苗

誰かが作った暮らしの道具。
食器棚に納められた器や布。そっと語り出した言葉とは。

1.
大きな食器棚
2.
蔓の籠
3.
銅のカップ
4.
七宝の小箱
5.
磁器のポットと陶器のふた
6.
ガラスのキャンドルスタンド
7.
漆のご飯茶椀
8.
リネンのテーブルクロス

実生の仕事・工芸編 / 文・写真・稲垣早苗

作る人がいるから、ものは生まれる。
人にものを作らせる原動力。その種のこと、水のこと、光のこと。

ハマスホイの部屋へ / 文・萬屋建司

100年ほど前にデンマークに生きた画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ。
静謐な室内画で親しまれる画家の絵を巡る、若き研究者のエッセイ。

1.
アナの肖像
2.
背を向けた若い女性のいる室内
3.
ローマ、サント・ステファーノ・ロトンド聖堂の内部
4.
パンチボウルのある室内
5.
アジア商会
6.
イーダ・イルステズの肖像

器にひらく文様 / 文・写真・橋本薫

文様の奥行きに、重ねられた人の想い。
加賀の千草に囲まれた陶房から、古今東西の書に親しむ人の言葉が届く。

1.
2.
石榴(ざくろ)と桃
3.
渦巻き
4.
秋草文様
5.
6.
チューリップ

倭の島のモノ語り / 文・稲垣尚友 / 写真・大島洋

1970年前後のトカラ列島、平島。
琉球弧に位置する島に暮らした青年の目に映った、手仕事のモノたち。

1.
オオババと芭蕉布
2.
ピーピーどんぶり
3.
女衆(おなごんし)のテゴ作り
4.
総檜造りの流木校舎
5.
何かにつけ、豆腐と餅
6.
女(おなご)の余りとヨマ(紐・縄)の余りは無か

やがてうれしい中国茶 / 文・浅井恵子

一話一茶。
お茶の時間を重ねるほどに、人は笑顔が深くなる。

1.
龍井茶
2.
凍頂烏龍茶
3.
初夏の烏龍茶会
4.
普洱茶(プ―アル茶)
5.
鉄観音茶
6.
陳年烏龍茶
7.
紅茶

絵本の栞 / 文・水谷英与

まっすぐな言葉は、忘れたくない言葉になる。
大人のための絵本の開き方。

1.
ひかりとともに
2.
待つということ
3.
プラスの感性
4.
帰る場所
5.
見上げる空
6.
消えない炎
7.
記憶のいれもの
8.
映すもの、映るもの

こぎん刺しの森 / 制作・狩野綾子 / 文・写真・稲垣早苗

弘前に生まれ育ち、東京で暮らした作者の手から生まれた、新鮮なこぎん。ひとつの文様ごとに、その魅力を綴ります。

1.
序章と花コ
2.
ネコのマナグ(猫の目)とネコのアシ(猫の足)
3.
テコナとダンブリ
4.
フクベとクルビカラ
5.
梅の花と竹の節

銅でもいい話 / 文・相原緑青

歩く。止まる。作る。休む。
目の前にある風景が、いつかの匂い、いつかの音色を呼び寄せる。

1.
通信簿
2.
3.
帰り道